この記事の結論
- ペリドットはかんらん石(オリビン)の宝石名で、鉄分の作用によって黄緑色に発色すると紹介されています
- 古代ローマでは、夜の灯りの下でも鮮やかな緑を保つことから「夜会のエメラルド」と呼ばれていたと言われています
- 「太陽の石」「前向きな気持ちを後押しする石」として語られることが多いパワーストーンです
- 8月の誕生石でもあり、誕生石とパワーストーンの両方の側面を持つ石として親しまれています
明るい黄緑色が印象的な、太陽を思わせる石、それがペリドットです。
定番パワーストーン20選、意味・特徴・カラーを一覧で紹介では数ある石のうちの1つとして簡単に触れましたが、ペリドットはかんらん石という鉱物からできた、隕石の中から見つかることもある珍しい宝石です。
この記事ではペリドットの鉱物としての特徴と、同じ緑系の石として名前が挙がりやすいグリーンアベンチュリンとの違い、パワーストーンとして語られている意味を専門店やジュエリーメディアの情報をもとに整理していきます。
ペリドットとは、どんな石なのか
かんらん石(オリビン)という鉱物、鉄分による黄緑色
ペリドットは鉱物学的には、かんらん石(オリビン)と呼ばれるグループに属する鉱物のうち、宝石として扱えるほど透明度の高いものを指す名前だと紹介されています。
結晶に含まれる鉄分の作用によって黄緑色に発色するとされ、鉄分の量によってオリーブグリーンに近い色合いになることもあるようです。
名前の由来はアラビア語で「宝石」を意味する言葉が語源とする説が紹介されています。
「夜会のエメラルド」と呼ばれた歴史、隕石から見つかる珍しさ
古代ローマの人々は、ろうそくなどの灯りの下でも昼間と変わらない鮮やかな緑色を保つペリドットを「夜会のエメラルド」と呼んで珍重したと言われています。

また、かんらん石はごくまれに「パラサイト」と呼ばれる石鉄隕石の中に宝石質のものが含まれることがあり、宇宙由来のペリドットとして特に貴重に扱われると紹介されています。
産地
宝石質のペリドットは、ミャンマーやアメリカ・アリゾナ州、中国、パキスタンなどで採掘されると紹介されています。

かつての名産地であった紅海の聖ヨハネ島(現在のザバルガド島)は、現在は採掘が禁止されていると言われています。
他の主要なパワーストーンとあわせてカラーや産地を比較したい場合は、主要パワーストーンの意味・カラー・産地 早見表もあわせて参考にしてください。
パワーストーンとして語られている意味・言い伝え
ここで紹介する意味は、科学的に実証された効能ではなく、伝承・言い伝えとして語られている情報です。
「必ず〇〇になる」といった断定的な意味ではなく、参考程度に受け止めていただくことをおすすめします。
「太陽の石」前向きな気持ちを後押しすると言われている
ペリドットは、明るい黄緑色から「太陽の石」として紹介されることが多いパワーストーンです。
気持ちを前向きにし、新しいことへの一歩を後押しする石として語られることもあるようです。
嫉妬や不安な気持ちを鎮める石としても紹介される
「嫉妬や不安な気持ちを鎮める」「心のバランスを整える」石としても語られています。
パワーストーンの効果とは?言われている意味と楽しみ方の考え方でも触れていますが、こうした言い伝えはあくまで気持ちを後押しするきっかけとして楽しむものです。
グリーンアベンチュリンとの違い、緑系の石を整理
透明なかんらん石と、キラキラ光る不透明な石英
緑色のパワーストーンとして名前が挙がりやすい石に、アベンチュリンの意味・特徴とパワーストーンとしての楽しみ方があります。
ペリドットは透明感のあるかんらん石であるのに対し、グリーンアベンチュリンは石英の一種で、内部の雲母の反射によってキラキラした輝きが見える不透明な石という違いが紹介されています。
見た目の印象も、ペリドットは光を通す宝石らしい輝き、アベンチュリンは砂糖菓子のようなきらめきという違いで語られることが多いようです。

希少性・価格帯の違い
硬度はペリドットが6.5〜7、グリーンアベンチュリンが7とほぼ同等ですが、ペリドットは宝石質の産出地が限られ流通量が少ないのに対し、グリーンアベンチュリンは大量に産出されるため比較的手に取りやすい価格帯で見つかることが多いと紹介されています。
どちらも初めての緑色のパワーストーンとして選ばれることが多い石のようです。
誕生石としてのペリドット
ペリドットは、日本の誕生石表では8月の誕生石(サードニクスと並び、2021年の改訂でスピネルが加わりました)としても知られています。
誕生石は月ごとに割り当てられた宝石の制度であり、パワーストーンの意味づけとは背景が異なるものです。
誕生石とパワーストーンの違いについては、誕生石とパワーストーンの違いとは?意味と由来を比較で整理していますので、あわせて参考にしてください。
誕生石とパワーストーン、どちらの側面からも語られる石だからこそ、8月生まれの方へのプレゼントとしても選びやすい石だと言われています。
ペリドットのブレスレットを選ぶときのポイント
ペリドットのブレスレットを選ぶときは、色の濃淡と透明度を見比べてみるとよさそうです。
鮮やかな黄緑色で透明感が高いものほど評価が高くなりやすいと紹介されていますが、オリーブグリーンに近い深めの色合いを好む人も多いようです。
粒の大きさによる印象の違いは、石の粒の大きさ・組み方(単連・多連)で変わる印象と選び方でも詳しく紹介しています。
初めて選ぶ際の基本的な考え方は、初めてのパワーストーン選び、失敗しないための基本の考え方でも紹介しています。
お手入れ・浄化で気をつけたいこと
ペリドットは硬度6.5〜7程度とされる石だと紹介されています。
浄化方法そのものを比較したい場合は、浄化方法の種類を比較(水・月光・セージ・クラスター・音)で詳しく紹介しています。
日常のお手入れ・保管方法については、日常のお手入れ・保管方法、長く楽しむためのコツで詳しく紹介しています。
石の種類ごとの浄化方法との相性の考え方は、石の種類別、浄化方法との相性 早見表でも紹介しています。
まとめ
ペリドットはかんらん石(オリビン)の宝石名で、鉄分の作用によって黄緑色に発色すると紹介されている石です。
同じ緑系のグリーンアベンチュリンとは、透明感の有無や価格帯の違いで見分けられると言われています。
色の濃淡と透明度を見比べると、自分好みの一粒を選びやすくなりそうです。
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